今日はちょっと浸った語りモードで。

今日、私の片想いに、ひとまずの決着がつきました。
N先生は、私の主治医です。

医師としての志が高ければ高いほど単なる患者としてしか見てもらえない、
そんな立場が辛くて、「病院を変えてください」とお願いしてから1年ほど。
頑なに反対していた先生が漸く紹介状を書いてくれる事になりました。
今日はその紹介状の受け取りの日だったんです。

「何かあったら、またいつでも帰っておいで」

優しい顔で言ってくれるから、涙を堪えるのが大変でした。
診察室を出る時に、握手をお願いしました。
握った手は大きくて、少しひんやりしていました。
なかなかその手を離せずにいたけれど、私から解くのをじっと待ってくれた先生。

最後に見せるのは笑顔で、と決めていたのに、じんわり涙が。
逃げるように診察室を出て、待合室で看護師さんに怪訝な目で見られながら泣きました。

逢おうと思えば、また逢えるのでしょうけれど。
私は自分から診察には行かないと決めています。

陽性転移なのか、本当の恋愛感情なのか、まだ見極めがつきません。
でも、どちらにせよ叶うことがないなら、
諦めなければいけないことなら、
先生が居ない場所で、先生に関わらない時間の中で、
一人で、ゆっくりと、気持ちを消化していきたい。

と思うのです。

先生のことは、受けたご恩と共に一生忘れないでしょう。
例え先生が、この先何人もの患者さんと出会い、私を忘れてゆくとしても。

アパートに帰って、カーテンと窓を全開にして、
西日に染まる空を見ながらカフェオレを飲み、泣きました。
ちょっとセンチメンタルな夕暮れ時(笑)

こりゃもうきれいさっぱり諦めるために
妻はおろか7人の子持ちで、看護師も片っ端から食っちゃう
ギャンブル・脱税・収賄・横領アタリマエの悪徳医師

とでも妄想するしかないでしょうか(笑)

………そんなN先生嫌だよ〜(><

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