東京湾景と私

今見終わったところですよ。掘り放置にしといて、ドラマ。

ラストの方では久しぶりに大泣きしてしまいました。
ラブストーリーとしてはお約束なことばっかりで
ちょっと微妙かなって感じもするんですけどね。

お父さんが、新しく知った事実を、式直前の娘に伝えに来る。
最初は単なる偏屈親父かと思っていたんですけど、そうじゃない。

過去を抱えた女性を、そのまま愛して受け止めた。
そして自分の子ではない娘を、実子のように愛し育て、
幸せになるのを心から願っている。

途中何度か見逃した回がありまして、うろ覚えなのですが、
確かこの結婚を蹴るのは、お父さんにとっても不利なことだったような…
それなのに、ここまで来て、娘を行かせる。
結婚したことないのでわからないんですけど、ブッチするのって、
相手に失礼なことであるのは勿論、双方の世間体とか、
いろいろしがらみがあると思うんですよね。
「あとは任せなさい」と言って送り出せる父親を、立派だと思いました。
相手方の前で、土下座をしたりして。

私の父親は、割と駄目な部類の父親でした。
今は連絡を一切とっていないのですが、10年前に離婚、
以来、私たち兄弟に父親らしいことは何一つしないまま現在に至ります。

ドラマでは娘の恋愛がモトで結婚が駄目になってますけど、
私も若かりし頃の縁談を、ドラマとは逆、父親が原因で駄目にしてます（w
そんな事情がオーバーラップしたのでしょうか。

ドラマの内容というよりは、そんな理由で、泣いてしまったのです。

…さて、露店でもしてこようかな（w